草食系院生ブログ

「労働」について思想史や現代社会論などの観点からいろいろ考えています。日々本を読んで考えたことのメモ。

2012-10-31から1日間の記事一覧

「雇用収縮の時代」を生きる。

僕たちは「雇用収縮の時代」を生きています。いま先進国が共通して抱えている問題は「国内雇用の不足」です。たとえ景気が回復しても、なかなか雇用が回復しない。失業率が高止まりを続け、とくに若年世代がそのネガティブな影響を強く受けることになります。…

「シンボリック・アナリスト」、あるいは「変人」と「精神分析家」

ヒト・モノ・カネが一体化して国境を超える21世紀型グローバリゼーション(ハイパーグローバリゼーション)が進むと、先進諸国内の雇用は縮小・流出し、慢性的な雇用不足に陥ることになります。さらに商品・サービスのコモディティ化が進み、海外から安価な…